公開印刷実験

Foraged Colorsでは、生物・鉱物・産業副産物から採集した素材を顔料へと精製し、工業用印刷インクへと応用する研究を進めてきました。
今回は今年度の集大成として、生物由来の顔料でCMYKを制作し、株式会社ソノベで製造に使われているオフセット印刷機を拝借し、実験を行ないます。同時に、あまり公にすることない実験空間を公開します。
 
今回印刷するのはM（マゼンタ）とY（イエロー）の二色。
コチニール（カイガラムシ）とイギリスで採集したオーカー（黄土）といった生物や鉱物から抽出・加工した顔料を用い、古い二色オフセット印刷機で連続印刷に挑戦します。2025年12月にC（シアン）とK（キープレート）を藍と松煙で印刷しました。その上に、MとYの二色を重ねていきます。
 
刷れるのか？
それとも刷れないのか？
— 私たちにも予測できない、まったく未知の領域です。
 
印刷現場に立ち会い、試行錯誤と発見の瞬間を一緒に体験してみませんか。
研究・デザイン・印刷に関心のある方はもちろん、はじめての方の見学も大歓迎です。

開催日時_
2026年1月8日（木） 15時00分〜
※ 終了時間未定（3〜4時間程度）

会場_
株式会社ソノベ仙台工場（宮城県仙台市青葉区上愛子松原47-13）
→ MAP

お願い_
※ 取材のため撮影を行ないます。
※ 参加者の工場内での撮影は、一部ご遠慮いただく場合がございます。詳細は当日ご確認ください。
※ 現地集合、現地解散。集合時刻までにお越しになれない場合はご見学不可です。

実験メンバー_
インク製造：吉田勝信、吉田信子（Foraged Colors）
印刷手配：大内宏輔（株式会社ソノベ）
印刷：印刷技術者（株式会社ソノベ）

企画・監修_
Foraged Colors 運営事務局

助成_
公益財団法人仙台市市民文化事業団

お問合せ_
Foraged Colors 運営事務局（吉田）　　
コンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせくださいませ。